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11.9 外文系学术讲座

题目:「小説はどのように読み、どのように分析するか」

主讲人:藤井淑禎,日本立教大学名誉教授

使用言語:日本語

时间:2015年11月9日(周一)上午10:00-11:40

地点:六教B212教室

主办:清华大学外国语言文学系 东亚语言与文化研究学科群

主讲人简介:藤井教授のプロフィール,1990年4月~2015年3月日本立教大学文学部助教授、教授。2015年4月日本立教大学名誉教授。日本文芸家協会会員、横須賀市文化振興審議会委員。主要研究业绩:『不如帰の時代』(名古屋大学出版会1990年) 、『純愛の精神誌』(新潮選書1994年) 、『漱石全集 行人』注解(岩波書店1994年)、『望郷歌謡曲考』(NTT出版1997年)、『清張ミステリーと昭和三十年代』(文春新書1999年) 、『小説の考古学へ』(名古屋大学出版会2001年)、『清張 闘う作家』(ミネルヴァ書房2007年) 、『高度成長期に愛された本たち』(岩波書店2009年)、『名作がくれた勇気』(平凡社2012年)など多数。

讲座要旨:文学研究を志した人なら誰でも一度は、文学研究とは何をすればよいのか、小説はどのように分析すればよいのか、さらにはその分析結果をどう研究成果(論文)に結実させればよいのか、等々の根本的な疑問に悩まされたことがあるにちがいありません。実際、ノーベル賞に文学研究部門がないことからも分かるように、文学研究は一般的には事実や客観性とは縁遠く、前記の根本的な疑問も未だに公式の答えは見つかっていないのが現状です。そんななかにあって、長年作品分析の重要性を説き、その方法を工夫し改善に取り組んできた私は、<どのように読み、どのように分析するか>の独自の方式を考案しました。今回の講義では、短時間ですがその方式を必要十分な量に圧縮してお話ししたいと思います。